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多店舗の内装・設備の保守メンテナンスを一括管理する
COLUMN

多店舗の内装・設備の保守メンテナンスを一括管理する

HARIMA SHOUJI — CONSTRUCTION MANAGEMENT
多店舗展開の施工管理4分で読めます

複数店舗の内装・設備の不具合対応や小修繕を、窓口を一本化して一括管理するメリットと進め方を解説します。

多店舗の内装・設備の保守メンテナンスを一括管理する

複数店舗を展開する企業では、内装や設備の小さな不具合が日々発生します。床の傷、壁のシミ、照明の点灯不良、水栓の漏れなど、個別に見れば小さな案件でも、全店舗の対応を積み重ねると相当な時間と費用が投じられています。これらを個別の業者に依頼するのではなく、窓口を一本化して一括管理することで、品質・コスト・手間のすべてが改善される可能性があります。

多店舗展開企業が直面するメンテナンスの課題

複数店舗の運営では、以下のような課題が典型的です。

業者・職人の手配が各店舗任せになっている
各店舗マネージャーが必要に応じて地元の工務店や職人に連絡し、対応を依頼しているケースが多くあります。結果として、各店舗で異なる業者を使うことになり、品質のばらつきや見積り価格の違いが生じます。

小規模修繕でも見積り・承認に時間がかかる
一件の修繕でも、複数の業者から見積りを取り、本部で承認するというプロセスを踏むため、簡単な修繕でも1〜2週間かかることがあります。その間、不具合が放置された状態が続きます。

修繕の履歴が散在している
各店舗で修繕の記録が分かれており、「どの店舗で・いつ・何を・どの程度のコストで修繕したか」が全社的に把握できていません。結果として、同じ問題が複数店舗で繰り返されたり、効率的な一括修繕の機会を逃したりしています。

予算管理が事後的になっている
修繕費用が累積するまで全体額が見えず、結果として「予算が足りなくなった」という事態に陥ることもあります。

窓口一本化による改善

メンテナンス窓口を一本化することで、これらの課題の多くが解決されます。

品質の統一
複数店舗の修繕を同一の施工会社が対応することで、手法や仕上がりの質を統一できます。顧客体験の観点からも、「どの店舗でも同じレベルの環境が保たれている」という信頼感につながります。

見積り・発注のスピードアップ
修繕が必要な際、本部が一括して施工会社に依頼するため、各店舗が個別に動く手間がなくなります。また、継続的な取引関係により、簡単な案件は見積りなしで対応可能になることもあります。

複数店舗の同時施工による割引
複数店舗で同じ種類の修繕(床補修、壁塗装など)が必要な場合、施工会社に「複数店舗まとめて」という提案をすることで、資材費や職人の効率性の観点から、割引交渉が可能になります。

データの一元管理
すべての修繕履歴を一箇所で管理することで、「各店舗のメンテナンス状況」「定期的に発生する問題」「最適な修繕タイミング」などが可視化されます。

予算管理の効率化
修繕費用を一本の経費で管理することで、全社的な予算配分がしやすくなり、必要な修繕と先延ばしできる修繕を適切に優先順位付けできます。

メンテナンスを一括管理するための体制設計

実際に窓口を一本化する際には、以下の体制を整えることが有効です。

定期的なSV巡回とレポート体系
各店舗をSVが定期的に巡回し、内装・設備の状態を報告。本部がそれを集約し、修繕の必要性を判定します。

優先度の分類
修繕が必要な案件を「緊急(営業に支障)」「計画的(1〜3か月以内)」「予防(3か月以上先)」に分類し、対応時期を決定します。

施工会社との定期打ち合わせ
月1回程度、本部と施工会社が「この月の修繕計画」を確認する打ち合わせを設定。複数店舗の工事を効率的に配置します。

報告・チェック体系
修繕が完了したら、写真付きのレポートを本部に上げ、品質確認と記録に活用します。

新規出店と既存店舗の保守の連携

新規出店と既存店舗のメンテナンスを同じ施工会社が対応することで、さらなるメリットが生まれます。

  • 新規出店時の内装仕様と既存店舗の修繕時の色合い・材質を統一しやすい
  • 新規出店と既存店舗の修繕を同時期に計画することで、施工会社の人員配置を効率化
  • 既存店舗のメンテナンス履歴が蓄積されることで、新規出店時の「どの程度の耐久性の材質を使うべきか」という判断に活かせる

特に、複数エリアに展開する企業にとって、東京・埼玉・千葉・神奈川・静岡・大阪・兵庫といった全対応エリアをカバーする施工会社が一社で対応できることは、スケジューリングの観点でも大きなメリットがあります。

施工管理を一本化した場合の具体的な効果

播磨商事では、複数店舗の内装・設備のメンテナンスを一括管理する仕組みを構築できます。

具体例として、以下のような効果が実現されています。

  • 修繕対応の平均日数が「個別依頼時」の10日から「一括管理」の3日に短縮
  • 複数店舗の修繕費用が一括発注による割引で「個別依頼時」比で15〜20%削減
  • 修繕履歴データにより、年間メンテナンス予算が事前に把握可能になり、予算計画がしやすくなる

多店舗展開企業にとって、施工管理の窓口を一本化することは、営業品質の維持とコスト効率の両立を実現する有効な施策です。

まとめ

複数店舗の内装・設備メンテナンスは「各店舗の自主性に任せる」のではなく、本部が施工パートナーと連携して「一元管理」することで、品質・コスト・手間のすべてが改善される可能性があります。

特に新規出店と既存店舗の保守を同じ体系で管理することで、ブランドの統一性を保ちながら、効率的な施工管理が実現します。多店舗展開を検討中、あるいは既に展開されている企業で、メンテナンスの窓口一本化をご検討でしたら、お気軽にご相談ください。現地調査・見積りは無料です。

#店舗 メンテナンス#多店舗 施工管理#業者管理
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